
「まだ大丈夫」 と思っている 【今こそ、 確認のタイミング】
物忘れや行動の変化があっても、
「年齢のせいかもしれない」
「本人が嫌がるから病院に行けない」
「どの科に行けばいいか分からない」
と迷うご家族は少なくありません。
認知症は、 早い段階で確認することで、
治療・生活準備・家族の対応を 考えやすくなります。
【受診を考えた方がよいサイン】
次のような変化が続く場合は、
一度、医療機関への相談を検討しましょう。
□ 同じ話を何度も繰り返す
□ 予定や約束を忘れることが増えた
□ 財布・鍵・通帳などをよく探す
□ 薬の飲み忘れが増えた
□ 料理や家事の手順で迷う
□ 道に迷う、帰り道が分からなくなる
□ 怒りっぽくなった、不安が強くなった
□ 身だしなみや外出への関心が減った
□ 家族が「以前と違う」と感じる
【すぐに受診を考えたいケース】
以下の場合は、早めの相談が大切です。
・急に様子が変わった
・幻覚や妄想のような言動がある
・転倒や事故の危険がある
・火の消し忘れがある
・お金の管理が難しくなっている
・本人や家族の生活に支障が出ている
急な変化の場合、 認知症以外の病気や薬の影響が関係 していることもあります。
自己判断せず、医療機関に相談しましょう。
【何科を受診すれば よいですか?】
認知症が心配な場合、 主な相談先は以下です。
・もの忘れ外来
・脳神経内科
・精神科
・老年内科
・かかりつけ医
最初から専門病院を探すのが 難しい場合は、
かかりつけ医に相談し、 必要に応じて専門医を紹介してもらう 方法もあります。
【受診前に準備しておくと良い事】

診察では、本人の様子だけでなく、
日常生活での変化が大切な情報になります。
受診前に、以下をメモしておくと安心です。
□ いつ頃から変化が出たか
□ どんな物忘れがあるか
□ 生活で困っていること
□ 服用中の薬
□ 持病や過去の病気
□ 家族が気になっている行動
□ 本人が困っていること
【本人が 受診を嫌がる場合】
認知症の受診で多い悩みが、
「本人が病院に行きたがらない」 という問題です。
この場合、無理に
「認知症かもしれないから病院へ行こう」
と言うと、本人が傷ついたり 、 強く拒否することがあります。
まずは、次のような伝え方がお薦めです。
・最近疲れやすそうだから、 一度体調を確認しよう
・血圧や薬の確認も含めて診てもらおう
・健康診断のつもりで一緒に行こう
・家族も安心したいから付き合ってほしい
本人を責めず、
「一緒に確認する」という形に することが大切です。
認知症は、早期に確認することで、 進行を遅らせたり、適切な対応が 可能になる場合があります。
【ここで一度、状況を 整理してみませんか?】
受診のタイミングは、
ご本人の症状だけでなく、
ご家族の負担や 生活状況によっても変わります。
「まだ病院に行くほどではないかも」
「どこに相談すればいいか分からない」
「本人にどう伝えればいいか迷っている」
その段階でも大丈夫です。
まずは状況整理からご相談ください。
「このままでいいのか不安な方へ」
【早めに確認する メリット】
早めに相談することで、
次のような準備がしやすくなります。
・治療や検査の選択肢を知る
・生活環境を整える
・家族の対応を見直す
・介護保険や相談先を確認する
・将来の不安を早めに整理する
【早めの確認は、 ご本人とご家族の 安心につながります。】
受診は「終わり」ではなく、始まりです
診断を受けることは、 怖いことに感じるかもしれません。
しかし、 受診は不安を確定させるためではなく、
今の状態を知り、 これからの生活を考えるための第一歩です。
必要な情報を整理しながら、
ご本人とご家族に合った対応を 考えていきましょう。
【一人で悩まず、 まずは状況整理から】
東京認知症相談室では、
医療機関での診断や治療を 大切にしながら、
受診前の不安、家族への伝え方、 生活面の対応を整理します。
診断や治療は行いません。
無理な提案も行いません。
まずは、今の状態を整理するところから 始めてみませんか。
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【注意事項】
※本ページは医療行為を行うものでは ありません。
※診断・治療・薬の変更は、 必ず医師にご相談ください。
※急な症状の変化、事故の危険、 強い混乱がある場合は、 早めに医療機関へご相談ください。